今回のテーマは、
- 現役看護師が教える残業なし病院の3つの見つけ方について。
看護師の悩みの1つである残業。
現役看護師が教える残業が少ない診療科、残業が少ない病院の特徴、残業が少ない病院の求人内容のチェックポイントの3つを紹介したいと思います。
残業がないと仕事終わりの予定も入れやすくなりますよ。
看護師の残業平均時間は?
看護師の残業平均時間は、『2時間』となっております。
情報提供:ナース人材バンク
これは1日辺りの時間なので、一ヶ月で計算すると月100時間の残業をしている計算となります。(週5日勤務)
日勤の残業、夜勤の残業でも残業は、身体に疲労が溜まりますし、過労死危険ラインの60時間を大幅に超えております。
私も以前勤めていた病院は、残業時間が多い時には80時間を超えておりました。
*本当に別の病院に転職できて良かったです。
しかし、あくまで『平均』なので、全く残業がない看護師さんがいるのも事実です。
人間味のある生活や趣味を楽しむためにも、残業は少ない方が絶対に良いです。
では、現役看護師が教える残業が少ない診療科、残業が少ない病院の特徴、残業が少ない病院の求人内容を見ていきましょう!
現役看護師が教える残業が少ない診療科
残業が少ない診療科は、下記の4つです。
精神科
精神科は、勤務や配属をするだけで『危険手当』として手当金が付きます。
手当がついて残業もなければ、良い事づくしですね!
皮膚科・泌尿器科・耳鼻科
皮膚科・泌尿器科・耳鼻科で、入院する患者さんが居ても容態が急変するような確率はかなり低いです。
その為、緊急に看護師さんの手が必要!という事態になりにくいのが、残業がないことにも繋がっていますね。
慢性期病棟
慢性期病棟も、皮膚科・泌尿器科・耳鼻科と同じく入院はしていますが、緊急入院などがないので、看護師さんも定時で帰宅することが多いです。
回復期リハビリテーション病棟
回復期リハビリテーション病棟は、診療時間内にリハビリを行いますので緊急に、『今からリハビリをしないと死んでしまう』状態になるような患者さんは居ませんよね。
その為、看護師さんも定時で上がりやすい仕組みとなります。
現役看護師が教える残業が少ない病院の特徴
残業が少ない診療科は、上記の4つとなりますが、残業が少ない病院の特徴は下記となります。
- 緊急入院がない
- 患者さんの急変がない
- 入院患者自体募集していない
基本的には、残業が少ない診療科=残業が少ない病院と思ってもらえれば大丈夫です。
では、
- 精神科
- 皮膚科・泌尿器科・耳鼻科
- 慢性期病棟
- 回復期リハビリテーション病棟
『上記以外は、看護師の残業が多いのか?』と思いがちですが、実は各病院の看護師求人の募集要項を見れば上記以外の病院でも残業が少ないのが分かります。
看護師の悩みの1つである残業が事前に分かれば非常に便利ですよ。
現役看護師が教える残業が少ない病院の求人内容
診療科が3つ以内なのに病院が大きい
診療科が3つ以内なのに、病院の規模が大きい病院も残業が少ない特徴があります。
診療科が少ないのに、病院の規模が大きいということは、相応の看護師さんが勤務しています。
診療科の比率に対して、看護師さんの人数が多いとうことは、それだけ看護師さん1人1人の作業の分担も出来るからです。
休日が100日以下の病院
残業がない分、休日が少ないという病院もあります。
仕事はしっかり働いてお金を稼ぎ、プライベートでは自分の趣味を楽しむ。
完全に仕事とプライベートを分けたい人は、休日日数100日以下の病院を選ぶのも選択肢の1つですね。
年に数回のみ看護師の募集を行う
常に看護師を募集している病院より、年に数回のみ看護師の募集を行っている病院があります。
これは、長年勤めていた看護師さんが退職をする為に、募集している背景が多いからです。
- 長年勤めていた看護師さんが居る
- 年に数回のみ看護師の募集を行う
この2点が揃っている病院は、勤務環境が良くて看護師さんの勤続年数が高い病院である確率が非常に高いです。
その為、転職を少しでも考えているのであれば、掲載病院が多いナース人材バンクに登録して情報をキャッチできるようにしておきましょう!