今回のテーマは、
新人看護師には辞めたいと思う時期は誰にでもある!について
看護師は女の子の憧れの職業の1つです。
私も小さい頃から、病院に行く度に目にする看護師さんの仕事ぶりに目を輝かせながら見て、憧れてきたうちの1人です。
そんな憧れの看護師になれたのにすぐに辞めたいと思ったことはありませんか?
特に看護師の辛い時期は新人時代!
看護師になる為の勉強を終え、期待に胸を膨らませて看護師になった私でしたが、早くも看護師をはじめてすぐに辛いと思ってしまいました。
まず1番最初の壁は夜勤でした。
遊ぶときはどんなに遅い時間になっても全然眠たくならず盛り上がれるのに、不思議なもので仕事となると突然の睡魔に耐えられなくなってしまいます。
夜勤のときは睡眠が取れる休憩があるものの、休憩時間も短く仕事中なのもあり、神経が高ぶってゆっくり寝ることはできません。
「寝ているときに急患がでるかも、先輩に用事を頼まれるかも」など考えただけで目を開けたり閉じたり、書きかけの看護記録の内容をどうするかまでもが気になり始めて起き上がってみたりと落ち着かない時間でした。
それでもその後の朝までの勤務を考えると、「少しでも横になって休まないと」と思い横になるのですが、やはりゆっくり寝るのは無理で、案の定その後の勤務で突然の睡魔に悩まされる日々でした。
新人看護師が辞めたいと思ってしまう理由
新人看護師が辞めたいと思ってしまう理由には色々あります。
私のように不規則な勤務、特に夜勤に耐えられないという人もいれば、職場の先輩や医師との人間関係がうまくいかなかったり、患者さんやそのご家族の対応が上手にできず苦しんだりと人それぞれです。
そのすべてに共通すると思えるのは、思い描いていた看護師とは違うという理想と現実の大きな差です。
実際に小さい頃から看護師と関わった時間はあったとはいえ、それは思いの外短時間で、主に影響を受けたものといえば、テレビドラマやマンガなどのフィクションでちゃんとオチがあり、最終的にはハッピーエンドになるものばかりでした。
私はその一面しか見れておらず、現実の壁にぶつかったとき解決するにはテレビドラマやマンガのようにはいかないことだらけで、解決できないまま辞めるという最悪な選択をしないといけないほど追い込まれてしまっていました。
それでも看護師を辞めたいなら、違う病院で働こう!
看護師以外に資格がなく、苦しい不規則な勤務から解放されたいがこの職場で働けなくなってしまったらどうしようと悩む一方、夜勤による疲労が日に日に増して、正常によい方法を考えることができなくなった私は、惰性でだらだら働くといった日々が続いていました。
そんな日々を長く続けることはできず、身体が先に悲鳴をあげ体調を崩してしまいました。
その時かかった街の開業医の病院は、入院設備もなく夜勤もない病院でした。
給料は今よりもらえないかもしれませんが、確実に今の自分の悩みは解決できるのではないかとボーっとした頭で思い、体調が回復したら夜勤のない病院を探すことにしようと思いました。
体調不良のせいもあり、弱気になり私には向いていないので看護師自体を辞めてしまおうかとも思っていたところに希望が出てきて、少し体調を崩したことに感謝したいくらいでした。
その後仕事の合間をぬって、夜勤のない病院の求人を探したり、面接依頼の電話をしたりし、いくつかの面接を受けて、そのうちの1つで働くことができることになりました。
新人でまだ経験が浅く、続かないのではと思われて面接で断られることもありましたが、人員を増員したい開業医の病院も意外とありスムーズとまではいきませんでしたが、無事転職できました。
まとめ
せっかく憧れて勉強してなれた看護師です。
特に正看護師試験は難しく、高卒、大卒の人であっても最初から中卒の人から慣れる准看護師を選択する人もいるくらいです。
どちらの看護師がいいとか悪いとかではありませんが、ただちょっとつまずいたからといって簡単に看護師を辞めてしまうのではなく、自分に1番あった環境を探すことをおすすめしたいです。
自分にあった環境に慣れ、私の場合不規則な勤務でなくなったら看護師の本当の楽しさが分かってきて今ではやりがいを感じれるまでになりました。
一度そう思えるとあとはどんなにつまずいても何度でも立ち直れます。