今回のテーマは、
看護師同士で結婚する前に知るべきメリットとデメリットについて。
あなたのお付き合いしている相手が同じ看護師だと、現在はどのような段階にあるのでしょうか。
結婚なんてまだまだ!というカップルであれば、周囲にバレないことを優先し冷や冷やする毎日かもしれません。
もうすぐゴールインのカップルにとっては、結婚後の仕事について不安を持っているかもしれませんね。
看護師同士で結婚すると、どのような将来になるのか考えてみたいと思います。
看護師同士の結婚は他の職種同士との結婚は全く違う
例えば職場恋愛と聞くと、お互いの関係が周囲にバレないようにハラハラドキドキ
しながら仕事をするイメージが浮かぶと思います。
もしもそのお付き合いが実を結び、結婚が決まれば周囲の状況は一転します。
堂々と恋人であることを公表出来ますし、祝福ムードとなるでしょう。
もうお互いの関係を隠すストレスも無くなります。
職場恋愛から結婚に至る場合は幸せなイメージが強いと思います。
しかし、看護師同士の結婚となると全く違ってくるのです。
看護師という専門的で特殊な職場の場合は、ただの幸せイメージだけでは無くなってしまうのです。
人手不足の代名詞と言っても言い過ぎでは無い看護師。
結婚となると周囲はどちらかが辞めてしまうのではないか、そうなれば新しいスタッフの教育も必要ですし、自分たちにしわ寄せがやって来るのではないかと不安になります。
結婚はお目出度いことですが、職場が悪い方向へ向かっていくことを周囲のスタッフは望んでいないのです。
同じ職場の看護師の反応、そして何よりも相手も看護師であることが結婚によってどのように影響するのでしょうか。
結婚する前に知っておきたい8つのメリットとデメリットを見ていきましょう。
看護師同士で結婚する8つのメリット
1. 仕事の良き相談相手
他の職種の相手と違い、仕事の基本的な知識の説明抜きですぐに本題へ入れます。
職場では言えない内容でも、二人きりでゆっくり相談出来るのでストレス解消になるでしょう。
2. 職場スタッフの愚痴が言える
職場では人間関係が複雑になっていることがありますので、本音を言える同僚は少ないものです。
信頼関係にある結婚相手であれば、本音で話が出来ますね。
3. 患者さんの情報交換ができる
同じ職場でもほかの病棟であったとしても、患者さんの情報を共有することでより良い看護に繋げられます。
4. 休みを合わせることができる
夫婦の予定や親戚の集まり事などで休みたい場合、考慮してくれることが多いでしょう。
前もって休みの希望を合わせることが出来るので、予定が立て易くなります。
5. 連絡がとりやすい
共働き夫婦は、仕事中は何かと連絡が取り難いものです。
その点、同じ看護師であれば忙しい時間帯を知っているし、休憩時間の予測がつきますので連絡がとりやすい状況と言えるでしょう。
6. 一緒にいる時間が長い
同じ部署ならもちろん、他の病棟などでも病院が同じなら一緒に通勤出来ます。
長い時間を一緒に過ごすことが出来ますね。
7.経済的に安定する
看護師は引く手あまたの求人があり、医療施設が潰れることは少ないので安定している職業と言えます。
この安定が倍になることで、お金の不安は少ないでしょう。
8.家事の役割分担が出来る
仕事の大変さを理解していますので、お互いに相手だけに負担をかけないようスムーズに協力が出来るでしょう。
また夜勤を利用して、自分が家にいる時間に家事をするなどの分担も可能になりますね。
看護師同士で結婚する8つのデメリット
1.話題が仕事内容だけになる
気が付けば、仕事内容の話だけが共通の話題になってしまう危険があります。
新たな趣味を持つなど、色々な話題に尽きない夫婦が長続きの秘訣ですよ。
2.職場で家庭内の愚痴が言えない
どの夫婦も相手の愚痴を言いたくなる時があるものです。
でも同じ職場や病院であれば、いつ相手の耳に届くかもしれない状況なので気安く愚痴を言えません。
3.患者の情報交換が行きすぎれば個人保護法に触れる
看護師は職業上知り得た患者情報を口外してはいけません。
例え同じ看護師の相手でも、家で話した内容が外へ漏れないよう注意が必要です。
4.休みが合わなければすれちがう
休みの希望が100%認められる訳ではありません。
夜勤がある場合はすれ違いの生活を送ることになるでしょう。
日勤の晩御飯は必ず一緒に食べる、連絡の方法を決めておくなどの約束をすると良いかもしれません。
5.公私混同と批判される
職場でプライベートな話ばかりする、パートナーが間違えていてもフォローするなどの態度は誤解を招きます。
仕事では周囲との協調を優先し、公平な目で見る意識が必要になります。
6.一人の時間がない
人は一人になって考える時間、自分自身で癒す時間が必要です。
意識的に自分一人の時間を作り、ストレスを溜めない生活を送りましょう。
7.妻の妊娠・出産・育児で収入が減る
子どもが出来れば妻は今までと同じ働き方ができません。
夜勤を減らしてもらう、負担の無い部署へ異動することから給料が少なくなります。
一時的に働けない時期もありますし、復帰の仕方によっても収入が減る可能性が高くなるでしょう。
計画的に普段から倹約を意識し、お金についてよく話し合うことが大切です。
8.家事の分担ができないとケンカになる
お互いに忙しい仕事ですので、片方ばかりが家事をしている状態は良くありません。
家事の分担を上手くできず、片方に負担がかかりそれが原因でケンカ→離婚を招くこともあります。
必ず結婚前や新婚時代にしっかりと家事の分担をしておきましょう。
看護師同士で結婚する前に知るべきメリットとデメリットのまとめ
看護師同士で結婚するメリットとデメリットを8つ挙げてみました。
それぞれメリットでも行きすぎるとデメリットになることを忘れないでください。
これらを知っておくことで意識して生活出来ますし、結婚の心構えとしてほしいと思います。
大切なのは相手を思いやる心を持ち続け、お互いに看護師の仕事により良く活かせることが出来るパートナーであることです。
職業上良きライバルとして技術を磨き、成長していける関係であってほしいと思います。