今回のテーマは、
有料老人ホームで看護師として夜勤アルバイトの仕事内容は?について。
看護師が夜勤バイトをするのは病院以外にも、介護施設の中でも有料老人ホームの夜勤バイトがあり、その夜勤の内容、給料の相場、どうやって有料老人ホームでバイトを始めたらよいかについてお伝えしたいと思います。
有料老人ホームで看護師として夜勤アルバイトの給料の相場は?
まず気になるのは、有料老人ホーム夜勤バイトの給料ですが、だいたい3万円以上なので、病院の夜勤バイトの相場とあまり違いはありません。
業務内容では病棟看護師とほぼ同じような内容なので、病院と有料老人ホーム、どちらの夜勤バイトが良いかは意見が分かれる所だと思います。
- 高齢者介護に興味関心がある
- 身体ケアを中心とした業務が得意
- 認知症ケアのスキルを身に付けたい
など老人ホームで働きたい理由があれば、病院よりも働きがいを感じられるのではないかと思います。
高齢者のケアや介護の方法などは身に付けておけば他の職場でも活かされますので、挑戦してみる価値はあると思います。
有料老人ホームで看護師として夜勤アルバイトの仕事内容は?
有料老人ホームには、健康型、住宅型、介護付、の3種類があり、健康型は自立の方が入居でき、住宅型は外部の介護サービスを使いながら生活できる自立度の方が入居しています。
看護師の夜勤バイトの求人をしているのは、介護付き有料老人ホームor住宅型になります。
有料老人ホームの仕事内容は病棟の夜勤と、さほど大きな違いはありません。
日勤からの引継ぎ、バイタルチェック、与薬、食事介助、就寝中の見回りなどが基本的な業務になります。
その他には、医療処置を必要とする介護度の高い方、認知症の方など、入居している方の個別性は幅広いので、高齢者ケアに関するケア全般を行います。
重篤な状態の方は連携医療機関へ入院されるので、急な入院の送りはありうると思いますが、常に生命の危機に対応することはないでしょう。
また、有料老人ホームの特徴として、入居者は比較的に高額な費用を支払う方々であり、運営母体も民間の法人であるため、接遇は重視されます。
オムツ交換などは、介護士が対応して下さるので、看護師は見守りや医療的な面をお世話することが中心になります。
医療ではなく介護の現場なので看護師の立場は病院とは異なり、業務の中心は介護職の方々です。
主導権は入居者を知っている介護職の方々にお任せするくらいに割り切った方が、不必要なストレスを避けられると思います。
また規模によって異なりますが、その時間帯の看護師は1人である職場が多く、1人で全体を看ると思ってよいでしょう。
有料老人ホームで看護師として夜勤アルバイトを始めるには?
有料老人ホームの夜勤バイトを見つけるには、看護師の求人サイトを利用しましょう。
ハローワークなどにも出ていますが、求人サイトの方が多く取り扱っており、一般の求人サイトで検索すると、介護職の求人が多いので、看護師を専門としたサイトのほうが見つけやすいと思います。
有料老人ホームの看護師は、施設によっては慢性的に人手が足りない場合もあり、行ってすぐに業務に入る状況もあると思います。
そこで、介護のベテランスタッフに分からないことを聞き、教えてもらう姿勢で話しかけていくことで、その後の仕事のしやすさが変わります。
有料老人ホームでの大変なことの中に、介護職や上司との人間関係があります。
高齢者のケアはチームワークですので、円滑に気持ちのよい仕事ができるのが大切だと思います。
有料老人ホームで看護師として夜勤アルバイトの仕事内容は?のまとめ
有料老人ホームでの夜勤バイトは、給料の面からは病院のバイトと大きな違いはありませんし、業務の内容についても、全体的にみると病棟で行っている業務と、大体同じような内容となります。
違いといえば、医療なのか介護なのかですが、ここが大きな違いになり、有料老人ホームに入居している方は他の介護施設に比べて、高額な費用を払って下さるお客様ですので、接遇が重視されます。
一方では、介護度が高くて医療処置を必要とする方も多く入居されているのが現状で、病院とは違い、主導権は介護職の方々にある現場ですので、人間関係も病院のそれとは違いがあります。
しかし、一人ですべての入居者を見ることでスキルを身に付けることもできますし、高齢者との関わりが好きであれば、割り切って働いて夜勤で効率よく稼ぐことができるので、選択肢に取り入れると夜勤バイト選びの幅が広がるので良いのではないかと思います。