新人看護師が辞めたいと思う時期と辞めたいと思う5つの理由

今回のテーマは、

新人看護師が辞めたいと思う時期と辞めたいと思う5つの理由について。

看護師の仕事は身体的にも、精神的にも大変です。

特に新人看護師は辛い事がたくさんあります。

まだ慣れない看護業務、人間関係に悩み、辞めたいと思うことがあります。

辞めたいと思う時期、理由、解決策についてお話します。

特に新人看護師は辛い

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新人看護師は、まだ知識、経験とも浅く、日々の業務をこなす事で精一杯です。

それに加えて、先輩看護師との人間関係にも悩まされます。

分からない事があっても、先輩が怖くて聴けないという経験が何度もあると思います。

また、学生の頃に思い描いていた看護師像とは異なる、実際の現場にも戸惑います。

頻回になるナースコール、患者さんにしてあげたい看護ができない、知らない看護技術がたくさんあるなど、理想と現実のギャップについていけず、看護師を辞めたいと思うこともあるのではないでしょうか。

新人で知識も技術も十分とはいえないのに、辞めてしまっては次の就職先が見つからない、自分だけが弱音をはいてメンタルが弱いのではないかと思い、辛くても辞めることができず、悩んでいませんか。

新人看護師が辞めたいと思う3つの時期

看護師の残業が当たり前となっている病院の特徴と3つの理由

1、入職後3ヶ月前後

入職後3ヶ月前後の6月、7月は、新人看護師の退職が多い時期です。

4月に入職し、最初の1ヶ月はほぼ研修の毎日です。

5月、いよいよ病棟での看護が始まります。

先輩の見学が主で、受け持ち患者さんの人数も少ないです。

6月頃からいよいよ本格的に受け持ち患者さんがつきます。

始めは、先輩にフォローしてもらいながらの受け持ちとなります。

きつく叱られることや、先輩によっては適切な指導をしてくれない人がいます。

入職後3ヶ月前後は先輩看護師との人間関係に悩む時期といえます。

また、学生の頃に描いていた理想と現実の違いによる、リアリティショックが原因で辞めたいと思う時期でもあります。

2、入職後半年前後

入職後半年も経つと、1人で患者さんの受け持ちをして、責任のある仕事を任されるようになります。

そして夜勤も入り始めます。

また、いくつかの急変に遭遇することもあるでしょう。

仕事についていけない、1人で患者さんを受け持つこと、夜勤で大勢の患者さんを受け持つのが怖いと感じ、辞めたいと思う時期です。

3、入職後の3月末

3月末は移動、退職者がたくさんいる時期です。

また、他の時期と比べ、辞めやすい時期でもあります。

病院側も、4月から新たに新人看護師が入職するため、退職を認めてくれることが多いです。

新人看護師も「とりあえず1年は頑張って続けよう」という目標を立てていることが多く、1年を迎えた頃に退職を希望することがあります。

新人看護師が辞めたいと思う5つの理由

人間関係が本当に辛かった

1、人間関係

新人看護師は、職場の人間関係に悩みます。特に先輩看護師との関係は重要です。

“先輩に嫌われている、尊敬できる先輩がいない、先輩に怒られるのが嫌だ”というように、先輩看護師との関係が上手くいかないと、多大なストレスがかかります。

2、体調不良

人手不足のため、新人看護師も中堅看護師同様の仕事をさせられることがあります。

知識も経験も不十分なのに、責任のある仕事を任せられることは精神的に辛いです。

また、夜勤・残業・時間外研修が多く、勤務自体も激務だと、身体的な疲労も蓄積されます。

身体的にも、精神的にも疲労が溜まり、ハードな日々に絶えられず体調を崩す事があります。

3、看護師としての自信をなくす

自身の知識、経験のなさに看護師としての自信を失います。

実際の看護の現場は、理想とは異なります。

実際に働いてみて自分には看護師は向いていないと思い、看護師を辞めたくなることがあります。

学生の頃には習わなかった疾患や技術は山程あるし、患者さんにしてあげたい看護は全然できないというように、リアリティショックが原因で看護師を辞めることを考えます。

4、配属先が希望する部署ではなかった

興味のない病棟での看護は苦痛です。

興味のない疾患の勉強は全然はかどりません。

その病棟の疾患に興味がないと、日々の勤務も退屈で、やりがいを感じないでしょう。

5、給料が割に合わない

他病院で働いている看護学校の同級生が、自分よりもお給料をもらっている、休みが多くプライベートが充実している事があります。

看護師という同じ免許で、新人という同じ条件なのに、お給料の差や、休みの回数が全然違うと、転職を考えるきっかけになります。

新人看護師が辞めたいと思う時期と辞めたいと思う5つの理由のまとめ

新人看護師が辞めたいと思う時期と辞めたいと思う5つの理由

新人看護師が辞めたいと思う原因は、仕事内容だけではなく、職場での人間関係も大きく作用します。

看護師としての知識、経験は経験年数を重ねないと培うことができません。

人間関係に関しては、どこの病院、病棟にも怖い先輩は必ずいます。

命を預かる仕事のため、先輩が厳しいのは当然であり、勤務中に叱ってくれることはありがたい事です。

怖いけど尊敬できる先輩だったら、頑張って先輩の期待に応えようという気になるのではないでしょうか。

あなたの病棟にいる怖い先輩はどうですか。

理不尽に怒る先輩はいませんか。

人間関係の悩みは職場の環境を変えることで回避できます。

また、今の職場でやりがいを見いだせない場合も同様です。

看護師の就職先は、病院だけではなく、クリニック、介護施設、健診センターなどたくさんあります。

勤務先によって、勤務体制、看護の質、待遇は異なります。

入職した病院に不満があり、これ以上続けられないという場合、転職を考えるのは良い方法だと思います。

一生懸命勉強して、看護師になれたのだから、看護師として頑張ってほしいと思います。

私は2回転職経験があり、どちらも転職して良かったと思っています。

転職するまでは、新しい病院での勤務、人間関係に関して不安はありました。

それに、自力で転職先を探すのはとても苦労しました。

しかし、看護師転職サイトを利用することで、転職先の勤務体制、待遇、病棟の雰囲気などを事前に知ることができました。

自分にあった職場が必ず見つかります。

今の病院に不満や不安があるならば、他の病院を見るのも1つの参考となります。

転職した看護師さんは
『転職するまで大変だったけど、ナース人材バンクで転職して本当に良かった!』
と口を揃えて言います。

不安があっても、ナース人材バンクのキャリアパートナーさんが親身にサポートしてくれるので安心ですね!

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