今回のテーマは、
看護師で転職後に辞めたいと思う3つの理由とその1つの対策について。
看護師は、常に求人がたくさんあるため、転職がし易い職種ですので、転職をして色々な科を経験することで、スキルアップにもつながります。
しかし、実際に転職してみたものの、辞めたいと思う場合もありますので、転職をする前に、その理由や、対策について知っておきましょう!
転職後の病院は転職前の病院より悪かった
前にいた病院に不満があったり、他に興味関心のある科があったり、あるいはやむを得ない事情があったりと、転職にはそれぞれの理由があると思います。
転職先を探す時には、求人を見る、知人に紹介してもらう、などの方法で知り、面接や見学をしてから、よくよく考えた上で、今よりも条件が良くなると判断して転職を決めることになります。
当然、新しい病院では、それまでの不満は解消されて、新しい仕事を覚えて、新しい人間関係も不安もありながらも、上手くやっていけるイメージを持って転職します。
ところが、実際に勤め始めてみると、思っていた理想とは違い、前の病院の良かったのではないかと思わずにはいられない状況が待っていた、ということも少なからずあります。
そうなると、せっかく意を決して転職したのに、辞めたい気持ちが起きてしまう場合も、実は結構あるのです。
看護師で転職後に辞めたいと思う3つの理由
転職をした看護師が、辞めたいと思う理由について、どんなことがあるのでしょうか。
聞いていなかった仕事を次々とさせられてしまうこともあるので、面接の時点で業務内容をよく聞いて、書面に細かく提示してもらえばよかった、ということも起こります。
面接のときには人の好さそうだった看護部長や師長が、働いてみると人柄が変わった、ということもあるようです。
病院にはそれぞれに風習というか風土というか、独特のルールがあります。
それによって、雰囲気も変わって来るので、妙にゆる過ぎな場合も、過度に厳しい場合も、あるいはあまりにも変わった決まり事があったりすると、転職してきた方にとっては馴染めないことも多々あります。
病院によっては、外から入って来た看護師には風当たりが厳しいところもありますので、居心地が悪く、誰も話し相手ができず味方のいない状況が続くようなところでは、辞めたくなるのは当然のことと思います。
こうした雰囲気や風習などは、面接や見学では分かりません。
転職先の病院に知り合いがいれば聞くことも出来ますが、実際に入ってみて合うかどうか、どう感じるかは、自分にしか分からないことなので、あらかじめ察知するのは難しいかも知れません。
看護師で転職後に辞めたいと思った時の1つの対策
転職してみて、最初のうちは慣れない病院のルールや仕事に戸惑って、無理かも知れない、合ってないかも知れない、と不安になることもあります。
慣れないうちは疲れやすいですし、困っても相談してもよいのか分からなくて、孤立した気持ちになってしまうものです。
まずはちょっと頑張ってみて、慣れてくれば不安が取れて、話し相手もできて相談もできるようになれば、働くことが楽になるかも知れません。
でも、頑張ってみてもやっぱり合わない、何だか話が違う、ということもあると思います。
また、清潔不潔の意識の違いや、感染対策への意識の違い、患者さんの尊厳への意識の違いなど、どうしても自分の看護師としての譲れない部分が相容れない場合もあります。
こうした場合、続けていくには自分をだましながら働くことになるので、楽しく仕事をすることは難しいでしょう。
せっかく前の病院よりもよい病院を求めて転職したのに、気付いたら前よりも悪くなっていた、ということもありますよね。
こうした困った状況を解決するには、早めに次の転職を考えましょう!
無理して長くとどまっていたために、多くの仕事をさせられることになって、辞めたくても辞められなくなってしまっては、転職も難しくなってしまいます。
看護師で転職後に辞めたいと思う3つの理由とその1つの対策のまとめ
看護師は給料の面から見ても、仕事の厳しさから見ても、他の仕事に比べて社会的には恵まれた仕事ですので、看護師を辞めるのはもったいないです!
女性の平均収入から見ても、看護師は上位にランキングされ、それより上位の仕事は看護師同様に、苦労して資格を取る必要があるものや、学業を積まなくてはならないものばかりです。
ですので、転職するなら看護師の資格を活かしながら転職をしましょう!
転職に求めるものは、給料、休暇、福利厚生、通勤も大切ですが、満足できる仕事をするためには、やりがいやキャリアアップ、専門性の向上も外せませんよね。
どうせ転職するなら、自分に合った職場を探したいけれど、数多くの求人から一つ一つ当たっていくのは大変なことですし、自分の気付かなかった適性があるかも知れません。
まずは転職アドバイザーへ相談するのをおススメします。
相談は無料ですし、話を聞いてもらうだけでも迷っているところや、本当に大切な転職に向けて望んでいるポイントは何だったかを気付くことができることもありますよ。