今回のテーマは、
看護師のオペ室を辞めたいなら実行すべきたった1つの行動について。
手術室は病棟とは違って、看護師の役割も業務の内容も独特なものになります。
そんなオペ室に勤める看護師には、辞めたいと思う場面も少なくありません。
どんな理由から辞めたいと思うのか、そのときにはどんな対処をすればよいのでしょうか。
看護師のオペ室は過酷極まりない
オペ室の看護師の仕事の内容は、病棟の看護師とはだいぶ違うものになります。
そのため、オペ室には独特の大変さや過酷さがあります。
病棟では、主に患者さんのお世話が仕事で、介助や清拭、与薬、検温のほかに処置などがあります。
オペ室の仕事は、器械出し、外回りなど手術をサポートすることが中心です。
手術が終わるまで仕事は終わりませんので、予定していた時間を超過して長時間拘束されることもあります。
夜勤はありませんが、オンコールの当番のときは、いつ呼び出されるか分からないので仕事ではなくても自由には過ごせません。
また、手術の現場は緊張の連続で、時には怒鳴られるようなことも起こります。
オペ室の看護師を続けていくことは、本当に過酷です。
看護師でオペ室を辞めたいと思う5つの理由
それでは、看護師がオペ室を辞めたいと思うのはどんなときでしょうか。
①給料が病棟よりも少ない
オペ室は夜勤手当がつきません。
特別な手当や、勤務超過による残業手当がつくことはありますが、それでも病棟よりも給料が少ないことが辞めたい理由の一つとなります。
②長時間立ちっぱなしで身体がつらい
手術は始まったら途中で抜け出すことは大変です。
病棟と違い、時間になったら交代するということもできず、身体がつらいことが続くので、疲れが蓄積して、もう辞めたいと思ってしまいます。
③小さなミスも大きな影響が出てしまう
元々ミスが許されない現場で、時間との闘いであるときもあります。
十分に気を付けていても失敗をするときもあるのですが、そのために手術が止まってしまうようなことがあると、自信もなくなりもう辞めたほうがよいのでは、と考えてしまいます。
④手術になると医師の人格が変わる
それまで温和な医師が、手術が始まるとスイッチが入って、別人のようになるのはよく聞く話です。
イライラしてくると、周りの看護師に怒鳴ったり、物を投げたり、足で蹴ったり、など理不尽な扱いを受けることが続くと、さすがに耐えられないですよね。
⑤オンコールがつらい
せっかくのオフでもオンコールの当番のときには、遠くに行ったり飲んだりできません。
いつ呼び出されるか分かりませんし、呼ばれたら短時間のうちに病院に到着しないとなりません。
また、オンコールで呼ばれるような緊急手術は、時間がかかってしまうこともしばしば。
仕事に行かないのに、実質的には拘束されてしまうオンコールは、病棟にはないつらさであり、辞めたくなる理由となります。
看護師のオペ室を辞めたいなら実行すべきたった1つの行動
オペ室で頑張ってきたけれど、どうしても続けられそうにない、辞めたいと思ったとき、どのように対処しますか?
配置転換を希望して、病棟に移るでしょうか。
しかし、これまでやってきたことと病棟とでは、だいぶ仕事が違います。
オペ室では分からないことが何もないベテランであっても、病棟へ行っては右も左も分からない新人同然です。
本当の新人であれば、プリセプターや指導担当者が教えてくれるのですが、異動してきた看護師に指導担当者がつくことはありません。
自分よりも職務経験の浅い病棟の看護師に、簡単なことも聞いて行かなくてはならないので、一人前に仕事がこなせるようになるまでは、相当ストレスがかかると思います。
それでしたら、とるべき行動は1つですよね。
今の病院は辞めて、転職すればよいのです。
中途採用者にも指導体制の整った病院に移れば、分らないことも聞きやすくなり、逆にオペ室の看護師の経験が重宝されることもあるのです。
病棟でずっと勤めてきた看護師にとっては、オペ室は別世界ですから、もしもオペ室のない病院の患者さんが、転院して大きな手術をするようなときには、きっと医師からも頼りにされることと思います。
まとめ
転職するためには、どうやって転職先を探しますか?
一般に出ている求人を見ても、その病院がオペ室を経験してきた看護師にどのように対応してくれるのかは分かりません。
1件ずつ電話をして問い合わせますか?
それよりは、専門の転職アドバイザーへ相談してみるほうが効率的!
看護師の転職の経験が豊富なので、同じ悩みを抱えて転職をした先輩看護師をサポートして経験から、よりよい転職に向けた相談に乗ってくれるのです。
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相談は無料ですから、まずは試しに相談してみましょう。
これまで頑張ってきたあなたには、一か八かの転職ではなく、確実にキャリアアップとなって満足のできる転職をして欲しいと思います。