今回のテーマは、
看護師間のいじめや孤立の人間関係に疲れた結果、、、について。
私の看護師経験の中に、看護師間のいじめや孤立によって人間関係に悩み疲れ果てた事があります。その経験から看護師間のいじめや孤立が起きる考えられる理由と、人間関係が嫌になった時に私が実践した内容を公開しています。
看護師の仕事は人間関係は重要
あなたは看護師間のいじめや孤立で疲れ果てていませんか。
せっかく働くのですから、少しでもいい人間関係を築いて楽しく働きたいですよね。
勤務で患者さんの為に頑張って、疲れてしまったというのならとても褒められることですが、人間関係に疲れて働く意欲を失っていってしまうことは本当にもったいないことです。
そんないじめや孤立にお悩みのあなたの為に読んでいただきたいと思います。
看護師間のいじめや孤立はなぜ起こってしまうのでしょう。
それは病院内が他と隔絶した限られた小さな空間だからだと私は思います。
その中には誰もが同じ医療を志す人間しかいないと思われてしまい、全員が同じに見えがちになって、少しでも違う行動をするとそれが陰口の原因になり、それが更にエスカレートするといじめや孤立につながっていきます。
私が看護師になって1番気をつけていることは人間関係です。
看護師間の人間関係はもちろんのこと、医者や患者さんは、外注で来られる販売員の方まで、どんなに嫌なことがあっても笑顔で接するよう心がけています。
作り笑いではない心からの笑顔は自分の持てる最大の武器とも言えるでしょう。
どんな人でも仏頂面で応対されるより、笑顔で応対された方が気分も良くあわよくば文句を言ってやろうと思っていた気持ちも和らぐはずです。
笑顔は経験に多少作用されてしまうかもしれませんが、楽しくもないのに笑うとこわばって不自然なものになることがあります。
私も最初のうちはいい笑顔の作り方を鏡を見てよく研究したものです。
人間関係が悪いといじめや孤立になる
自分の意見を持ち、それを堂々と主張できることは素晴らしいことです。
しかし、それは時に人間関係を悪くしてしまう要因になってしまいます。
言い方や言うタイミング、言う場所をきちんと考えるなど柔軟に対応しないと人間関係が悪ければ悪いほどその溝は深まり、取り返しのつかないくらいひどい状況になりかねません。
また柔軟な対応力は人間関係をより強くし、いじめや孤立を防ぐだけでなく、患者さんやその家族との対応にも使えて自分の印象をよりよくしてくれます。
具体的にどうすれば分からなければ、まず相手をよく観察して言って欲しい言葉やしてほしい行動を推測し言葉をかけてみたり、手伝ってあげたりしてみましょう。
看護師の人間関係をうまくするには?
看護師の人間関係をうまくするには、面倒がらず話し合いの場を設けてみるのが大事です。
看護師1人1人違う考え方を持っているので、一旦それを1つにまとめる為には出来るだけ全員が集まる形で話し合いをすることが1番でした。
私たちの科では、勤務の交代時に毎日15分だけ主任が時間を作り、そこにいるメンバーだけですが円陣を組み、お互い思っていることをぶつけ合いました。
はじめは殺伐とした空気で誰も何も言わないのですが、だんだん言える人からポツリポツリと意見を言うようになり、お互いの思いが伝わりやすくなる環境が少しずつできはじめたのです。
時には険悪になるまで、こうして欲しい、ここを変えていきたいなど徹底的に議論することもありましたが、話し合い後は言いたいことが言えてスッキリした顔になり、明らかに前とは全く違う空気になったのを感じました。
朝の引き継ぎ時の話し合いなので、毎日メンバーも変わり、メンバーによっては日を重ねるうちに笑いながら話せる空気にまでなりました。
まだ全てが解決したとは言えませんが、着実にいじめや孤立がなくなりつつあります。
まとめ
看護師間のいじめや孤立に悩まされないには、どんなに嫌なことがあっても誰にでも笑顔で接することができるようになること、物事に対して常に臨機応変に対応できる柔軟性を持つこと、面倒がらず話し合いの場をきちんと作ってお互いの意見をはっきりぶつけ合うことです。
最初から全部は無理かもしれませんし、いきなり明日から変わるかと言われたら難しいですが、1人1人の小さな努力が時間をかけてゆっくり着実に良い方に変わっていきます。
他と隔絶した小さな空間では徹底的に話し合い、暗黙のルールなどを作らず、誰もが分かるルールを作ることが1番手っ取り早く、いじめや孤立を防ぐ手段です。
いじめや孤立に悩まされた結果、職場を去らないといけないなど最悪な状況になる前に実践してみてください。